トリガーポイント

　身体が不調になる順番があり、その原点となった「トリガーポイント」を探す事で体の不調を改善に導く事が出来ます。

ですが長年の慢性疲労の場合、かばいあった身体は全てが補って支え合い歪んでいるので原点を探す事が難しくなります。

基本として多いのは頸椎1番と2番の「首」です。
人体が2足歩行で「頭」の重さを支えることはベースとなりますので、頸椎1番（重心・歪み・バランス）と2番（頭痛・眼精疲労）の施術は欠かせない要素となります。

また「首」と名が付く部位である「手首」「足首」は身体のバランスを細かく支える役目を担います。
人は「首」で絶妙なバランスをとっています。

首が前に倒れると、足首で重心を調整し骨盤でバランスを取る事を無意識で出来るのが人体です。仙骨を含む骨盤は人体の中心に位置し全体のバランスを保つ役割があります。歪みやすいですが戻りやすいのも特徴です。

頸椎-骨盤-足首（手首）大抵の場合トリガーポイントはこの中にあります。
ですが必ずでは無く、人によっては全く違う場所に存在する事もあるため難しくなるのです。

トリガーポイントが見つかると一瞬で部位が緩むため施術者にはすぐに分かります。

この緩める箇所であり原因（トリガーポイント）を見つけられた施術は効果が異常なくらい高まりますが見つけられなかった場合は大きな改善が出来ません。

皆同じなら分かりやすいのですが、そうでは無いため経験が必要なのだと思います。ですが経験値と施術効果は比例しないと考えます。

治すための20年と揉むだけの20年はやはり違うと思われます。
当院の疼痛療術でありながらリラクゼーション整体で施術する事は無謀でもありますが、それが最も人体に優しく効果の高い施術であると確信しています。